呼吸器内科・禁煙外来|しべつ内科クリニック

〒095-0011 士別市東1条9丁目8-1

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呼吸器内科・禁煙外来

呼吸器内科

以上の症状があれば受診しましょう

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鼻水、鼻づまり、喉が痛い、咳が止まらない、痰がからむ、喉がイガイガ、息苦しい、ゼーゼーする、胸が痛い、イビキがひどい、昼間に眠い、夜間呼吸が止まるなどの症状

呼吸器内科で扱う病気

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気管支喘息、せき喘息(アレルギー性気管支炎)、アレルギー性鼻炎、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気管支炎、肺炎、肺結核、肺がん、じん肺、慢性呼吸不全、肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)、睡眠時無呼吸症候群など

せき喘息
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鼻水、目のかゆみにとどまらず、ノドの痛み、咳、痰がからむ、などの症状に悩んでいませんか?しかも、昼間は何でもないのに、寝がけ・朝方に咳がひどい場合には喘息が疑われます。ゼーゼー・ヒューヒューだけが喘息ではありません。喉のイガイガ・咳がコンコンのせき喘息が最近増えています。一般的には女性にやや多く、「喉がくすぐったい」「喉に痰がへばりついた様な感じがする」などに次いで咳がこみ上げてきます。また、季節の変わり目や風邪をひいた後に咳が長引くことが多く、市販の咳止めを服用しても治りません。後に喘鳴や呼吸困難を伴う本当の喘息に移行する場合があります。診断には胸部レントゲン撮影と電子スパイロメーターを用います。治療としては、気管支を広げアレルギーを抑える長期的な対策が必要です。咳が続くと体のエネルギーを消耗し、物事に集中できません。早目に治療し健やかな日常生活を取り戻していきましょう。

睡眠時無呼吸症候群
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睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気です。その結果十分に睡眠がとれず、日中の眠気、集中力、居眠りがちになる、居眠り運転で事故を起こしやすくなります。発症の要因の約7割は、肥満により上部気道へ過剰に脂肪が沈着することですが、約3割は遺伝的に上気道が狭い痩せた人に起こります。放置しておくと無呼吸に伴う低酸素やストレス等の影響で高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などの心血管系疾患を引き起こすと言われています。当院では携帯用睡眠時無呼吸モニターで呼吸リズム、酸素濃度、体位・体動を一晩、自宅でモニターする検査を行っています。翌日、データを旭川の本院に電子メールで送信します。その後、本院の臨床検査技師がこれを解析し、1週間後に検査結果をお知らせいたします。重症な場合は即治療を行いますが、さらに検査が必要な場合は、旭川の本院での終夜睡眠ポリグラフ検査(一晩の入院検査)を予約いたします。詳しくは「なかの呼吸器科内科クリニック」のホームページをご覧ください。

禁煙外来

喫煙は単なる習慣ではなく実は「ニコチン依存症」という薬物依存症、つまり病気なのです。タバコを吸うとニコチンは数秒で脳に達し脳内からドーパミンが分泌され、これが快感をもたらします。そのためニコチンを繰り返し摂取するうちに強い依存が生じ、止めると禁断症状が出現するため、止めるに止められず習慣喫煙になってしまいます。「たばこを止めたいのに止められない」「過去に何度も禁煙にチャレンジしたけど失敗してばかり…」それでも「タバコをやめたい」と思っている方。当クリニックでは、禁煙治療を保険診療で行っております。使用する薬剤には、内服薬(チャンピックス)と貼付薬(ニコチネルTTS)があり、いずれかを選択して治療を開始します。

内服薬(チャンピックス)

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治療期間は3ヶ月で計5回来院していただき、その都度、呼気一酸化炭素モニターで呼気中の一酸化炭素濃度を測定します。チャンピックスはニコチンの刺激で脳内に大量に出るドーパミンの産生をブロックし、タバコを吸っても「美味しくない」という状態にします。また、同時に少量のドーパミンが放出され、禁煙時の禁断症状を和らげます。吐き気や頭痛、眠気などの副作用がありますが、軽妙なことが多い印象です。

貼付薬(ニコチネルTTS)

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ニコチネルTTSは、禁煙を困難にしている離脱症状(タバコが吸いたい、イライラ)に対しニコチンを補充することによりこれを軽減し、禁煙を容易にすることを目的とした貼り薬です。ただし、貼るだけで禁煙できる魔法の薬ではありませんので、ご注意下さい。ニコチネルTTSを使用している間に、今までの喫煙習慣を忘れることが大切になります。

治療費用(3割負担の場合)

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チャンピックスの場合、3ヶ月で総額約18,000円が必要になります。合計5回の診察代金+お薬代金がすべて含まれた金額です。なお、初診時の診察代金は約3,000円になります。ニコチネルTTSの場合は、総額で約12,000円が必要です。